2021年おすすめの海外ドラマ オープニング・タイトルベスト5

2021年海外ドラマオープニング曲 まとめ

配信でドラマを見ると、「オープニングをスキップしますか?」と聞かれますよね。みなさんは「はい」をクリックして飛ばしていますか?実は、海外ドラマのオープニング・タイトルは、癖になる面白さを秘めています。

今回は、年間100タイトルを鑑賞している海外ドラマウォッチャーの峯丸ともかが、必ず「スキップしない」にして鑑賞していた2021年度配信ドラマ5作品のオープニング・タイトルをご紹介します。YouTubeの公式動画がないものは、文章で表現してみようと思います。

『BOSCH/ボッシュ』

※オープニング・タイトル曲「Can’t Let Go」 Caught A Ghost

BOSCH / ボッシュ シーズン1
マイクル・コナリー原作。LA市警殺人課の刑事ハリー・ボッシュ(タイタス・ウェリヴァー)は容疑者を射殺した事件で裁判にかけられていた。ある日、少年の白骨化した遺体が発見され、ボッシュは自らの過去と向き合うことに。新米警官ジュリア・ブレイシャー(アニー・ワーシング)との出会いがある一方、署内の駆け引きに巻き込まれながらもボ...

Amazon Prime オリジナルドラマの『BOSCH/ボッシュ』は、ロサンゼルス市警ハリウッド署の刑事ボッシュが事件を解決していく犯罪捜査ドラマ。今年配信されたシーズン7がファイナル・シーズンとなりましたが、現在スピンオフ作が製作中です。

『BOSCH/ボッシュ』は、なんといっても、タイタス・ウェリヴァーが演じるボッシュのシブイ男ぶりが魅力的。プロフェッショナルな刑事(デカ)といった雰囲気のハードボイルドな主人公なのですが、犯罪映画のアドバイザーをしたギャラで、ハリウッドの夜景が見える一軒家を購入する「ちゃっかり」した一面もあります。品行方正な「いい人」ではないのですが、正義にはこだわる男です。自身の出身もハリウッドなので、地元を愛する男でもあります。

オープニング・テーマには、ハリウッドの風景が上下、または左右対称の映像となって映し出されていきます。まるでウィスキーグラスを片手にほろ酔いのボッシュが、自宅のバルコニーから一人眺めたハリウッドの夜景のようでもあり、大人の魅力溢るドラマにピッタリなダンディなテーマ曲です。

『ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~』

※オープニング曲「Dickinson Main theme」Drum & Lace & Ian Hultquist

ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~

AppleTV+のオリジナルドラマ『ディキンスン~若き女性詩人の憂鬱~』は、19世紀アメリカの詩人、エミリー・ディキンスンの若き日々を描く青春ストーリー。

エミリーは、想像力が豊かなので、常に何かを考えて空想や妄想の中にいる状態です。そんな彼女の頭の中の「ごちゃごちゃ」を表現したような疾走感のある音楽とアニメーションが使用されています。

オープニングタイトルが20秒ほどと短いのも特徴。アニメーションは、古書の挿絵といった雰囲気の絵柄で、とてもキュート。全3シーズンとも違う絵になっているのでチェックしてみてください。

『秘密結社ベネディクト団』

※オープニング曲「The Mysterious Benedict Society Theme」Theodore Shapiro & Joseph Shirley

秘密結社ベネディクト団

Disney+オリジナルドラマ『秘密結社ベネディクト団』のオープニング曲は、秘密と冒険という本作のテーマを見事に表現した曲になっています。原作は、トレントン・スチュワートの児童小説。

4人の小学生のたちが、世界を巻き込む陰謀を暴くために、ある学校に潜入捜査します。主人公の子どもたちの、優秀なスパイぶりを楽しめるミステリー&サスペンスで、大人もハマれる冒険物語です。

オープニングでは、絵本を1ページずつめくっていくような演出で、登場人物の特徴を現す絵とともに俳優の名前が紹介されていきます。これから、「ディズニーの冒険ドラマが始まる」という期待感を盛り上げるワクワクするオープニング・タイトルです。

『ザ・モーニングショー』シーズン2

※オープニング曲「Nemesis」Benjanin Clementine

公式動画でアップされていたので、オープニング動画を埋め込むことができました。AppleTV+オリジナルドラマ『ザ・モーニングショー』のオープニングテーマは、2021年度の中でもNO.1に大好きな曲です。

黒、白、黄色、青などの色の違うマルが、重なり合ったりぶつかり合ったりしながら形を作っていく様子で、【人間関係】を描いています。「ふん、ふん、ふん、ふふふふん」という、とても覚えやすいメロディーが印象的です。

ドラマは、#MeToo 運動を受けての、テレビ業界のセクハラ問題について掘り下げていく内容ですが、単に「男性が悪い」という白と黒の2極の結論に収めていないのが特徴です。特にシーズン2では、セクハラを容認してきたテレビ業界の体質と、その真っ只中に見を置いてきた人たちが、風潮に流されてしまったことについて、「責任があるのか?」と自問自答する部分に「他人事ではないな」と考えさせられました。

『フライト・アテンダント』シーズン1

※オープニング曲「The Flight Attendant Main Title (Opening Animation) 」 Blake Neely

HBOMaxのオリジナルドラマ『フライト・アテンダント』は、コメディなのにサスペンスというミスマッチにも思える組み合わせが成功しているのが特徴です。このドラマも、公式のオープニング映像があったので公開しておきます。

アニメーションで主人公のフライト・アテンダントが陥った心理状況を描いていきます。不穏な旋律と、カラフルなアニメーションという相反する演出で、ドラマの特徴を的確にわかりやすく表現しているオープニング・テーマです。

ケイリー・クオコが演じる主人公のキャシーは、ある殺人事件に巻き込まれる前からアルコールに依存ぎみで、恋愛に奔放なのですが、そういった彼女の状況を知った上でアニメーションを見ると、キャシーの混乱した精神状態をさらに把握しやすくなります。

オープニング映像というのは、よーく見るとドラマの内容を「なんとなく教えてくれている」ときもある頼もしい存在でもあります。ドラマの内容がエッセンスとして取り入れられているので、スキップしないで鑑賞してみるのも面白いですよ。