2022年1月9日(現地時間)に、第79回ゴールデン・グローブ賞の受賞結果が発表されました。今回は、毎年CBSで生中継されていた授賞式の様子はテレビ中継されません。
授賞式もプライベートな開催となり、受賞結果はゴールデン・グローブ賞の公式ホームページとSNS上で文章で報告される形式となりました。
昨年2月に、ロサンゼルス・タイムズに、ゴールデン・グローブ賞の運営団体ハリウッド外国人記者協会(HFPA)には、「黒人の会員が一人もいない」という記事が掲載されました。
その後、一部のHFPA会員が人種差別的、ジェンダー差別的言動をしていたという報道があり、俳優のトム・クルーズが過去の受賞トロフィーを返却したことなどから、CBSは問題を重要視し今回の中継を見送る決断をしています。
今後のエンタメ界における「賞」というものの存在意義を考えさせる出来事ですが、ノミネート作はこれから日本に上陸する作品も多く、2022年に鑑賞する映画やドラマの参考になると思い、今回【なにみるマガジン】では、賞の受賞結果を掲載することにしました。
☆winner☆
〈映画部門〉ノミネート
映画部門は、ドラマ部門とミュージカル/コメディ部門にカテゴリーが分かれています。
【ドラマ部門】
■作品賞■
☆winner☆『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
『Belfast(原題)』
『CODA(原題)』
『DUNE/デューン 砂の惑星』
『ドリームプラン』
■主演女優賞■
☆winner☆ニコール・キッドマン
『Being the Ricardos(原題)』
ジェシカ・チャスティン
『The Eyes of Tammy Faye(原題)』
オリヴィア・コールマン『ロスト・ドーター』
レディー・ガガ『ハウス・オブ・グッチ』
クリステン・スチュワート『スペンサー』
■主演男優賞■
☆winner☆ウィル・スミス『ドリームプラン』
マハーシャラ・アリ『Swan Song(原題)』
ハビエル・バルディム
『Being the Ricardos(原題)』
ベネディクト・カンバーバッチ
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
デンゼル・ワシントン『マクベス』
【ミュージカル/コメディ部門】
■作品賞■
☆winner☆『ウエスト・サイド・ストーリー』
『Cyrano(原題)』
『ドント・ルック・アップ』
『Licorice Pizza(原題)』
『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』
■主演女優賞■
☆winner☆レイチェル・ゼグラー
『ウエスト・サイド・ストーリー』
マリオン・コティヤール『アネット』
アラナ・ハイム『Licorice Pizza(原題)』
ジェニファー・ローレンス『ドント・ルック・アップ』
エマ・ストーン『クルエラ』
■主演男優賞■
☆winner☆アンドリュー・ガーフィールド
『tick, tick… BOOM! : チック、チック…ブーン!』
レオナルド・ディカプリオ
『ドント・ルック・アップ』
ピーター・ディンクレイジ『Cyrano(原題)』
クーパー・ホフマン『Licorice Pizza(原題)』
アンソニー・ラモス『イン・ザ・ハイツ』
【両部門共通】
■監督賞■
☆winner☆>ジェーン・カンピオン
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ケネス・ブラナー『Belfast(原題)』
マギー・ギレンホール『ロスト・ドーター』
スティーブン・スピルバーグ
『ウエスト・サイド・ストーリー』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『DUNE/デューン 砂の惑星』
■脚本賞■
☆winner☆ケネス・ブラナー『Belfast(原題)』
ポール・トーマス・アンダーソン
『Licorice Pizza(原題)』
ジェーン・カンピオン
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アダム・マッケイ『ドント・ルック・アップ』
アーロン・ソーキン『Being the Ricardos(原題)』
■助演女優賞■
☆winner☆アリアナ・デボーズ
『ウエスト・サイド・ストーリー』
カトリーナ・バルフ『Belfast(原題)』
クリスティン・ダンスト
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アーンジャニュー・エリス『ドリームプラン』
ルース・ネッガ『PASSING -白い黒人-』
■助演男優賞■
☆winner☆コディ・スミット=マクフィー
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
ベン・アフレック『The Tender Bar(原題)』
ジェイミー・ドーナン『Belfast(原題)』
キアラン・ハインズ『Belfast(原題)』
トロイ・コッツァー『CODA(原題)』
■アニメ作品賞■
☆winner☆『ミラベルと魔法だらけの家』
『Flee(原題)』
『あの夏のルカ』
『My Sunny Maad(原題)』
『ラーヤと龍の王国』
■外国語映画賞■
☆winner☆『ドライブ・マイ・カー』日本
『Compartment No. 6(原題)』
ドイツ、ロシア、フィンランド
『The Hand of God』イタリア
『A Hero(原題)』イラン、フランス
『Parallel Mothers(原題)』スペイン
■作曲賞■
☆winner☆ハンス・ジマー
『DUNE/デューン 砂の惑星』
アレクサンドル・デスプラ
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
ジャメイン・フランコ
『ミラベルと魔法だらけの家』
ジョニー・グリーンウッド
『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
アルベルト・イグレシアス
『Parallel Mothers(原題)』
■主題歌賞■
☆winner☆No Time to Die『No Time To Die』
Be Alive『ドリームプラン』
Dos Oruguitas『ミラベルと魔法だらけの家』
Down to Joy『Belfast(原題)』
Here I Am (Singing My Way Home)『Respect』
〈TV部門〉ノミネート
ドラマ部門、ミュージカル/コメディ部門、リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門の3つの部門に別れています。
【ドラマ部門】
■作品賞■
☆winner☆『サクセション(メディア王華麗なる一族)』
『Lupin/ルパン』
『ザ・モーニングショー』
『POSE』
『イカゲーム』
■主演女優賞■
☆winner☆MJ・ロドリゲス『POSE』
ウゾ・アドゥーバ『イン・トリートメント』
ジェニファー・アニストン
『ザ・モーニングショー』
クリスティーン・バランスキー『グッドファイト』
エリザベス・モス
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』
■主演男優賞■
☆winner☆ジェレミー・ストロング
『サクセション(メディア王華麗なる一族)』
ブライアン・コックス
『サクセション(メディア王華麗なる一族)』
イ・ジョンジェ『イカゲーム』
ビリー・ポーター『POSE』
オマール・シー『Lupin/ルパン』
【ミュージカル/コメディ部門】
■作品賞■
☆winner☆『Hacks』
『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』
『マーダーズ・イン・ビルディング』
『リザベーション・ドッグス(原題)』
『テッド・ラッソ破天荒コーチがいく』
■主演女優賞■
☆winner☆ジーン・スマート『Hacks』
ハンナ・エインビンデル『Hacks』
エル・ファニング
『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』
イッサ・レイ『インセキュア』
トレイシー・エリス・ロス『ブラキッシュ』
■主演男優賞■
☆winner☆ジェイソン・サダイキス
『テッド・ラッソ破天荒コーチがいく』
アンソニー・アンダーソン『ブラキッシュ』
ニコラス・ホルト
『THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~』
スティーブ・マーティン
『マーダーズ・イン・ビルディング』
マーティン・ショート
『マーダーズ・イン・ビルディング』
【リミテッド・シリーズ/テレビ映画部門】
■作品賞■
☆winner☆『地下鉄道~自由への旅路~』
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機 』
『Impeachment:アメリカン・クライム・ストーリー』
『メイドの手帖』
『メア・オブ・イーストタウン』
■主演女優賞■
☆winner☆ケイト・ウィンスレット
『メア・オブ・イーストタウン』
ジェシカ・チャスティン『ある結婚の風景』
シンシア・エリヴォ『ジーニアス:アレサ』
エリザベス・オルセン『ワンダヴィジョン』
マーガレット・クアリー『メイドの手帖』
■主演男優賞■
☆winner☆マイケル・キートン
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機 』
ボール・ベタニー『ワンダヴィジョン』
オスカー・アイザック『ある結婚の風景』
ユアン・マクレガー『HALSTON/ホルストン』
タハール・ラヒム『ザ・サーペント』
【テレビ部門共通】
■助演女優賞■
☆winner☆サラ・スヌーク
『サクセション(メディア王華麗なる一族)』
ジェニファー・クーリッジ
『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』
ケイトリン・デヴァー
『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機 』
アンディ・マクダウェル『メイドの手帖』
ハンナ・ワディンガム『テッド・ラッソ破天荒コーチがいく』
■助演男優賞■
☆winner☆オ・ヨンス『イカゲーム』
ビリー・クダラップ『ザ・モーニングショー』
キーラン・カルキン
『サクセション(メディア王華麗なる一族)』
マーク・デュプラス『ザ・モーニングショー』
ブレット・ゴールドスタイン
『テッド・ラッソ破天荒コーチがいく』
ゴールデン・グローブ賞ホームページ
ロサンゼルス・タイムズの記事 リンクはこちら