第36回東京国際映画祭が、2023年10月23日(月)~11月1日(水)の10日間開催されます。本年度は全219本の映画が上映されます。この記事には、概要やチケット販売、URLなどの情報をまとめました。
第36回東京国際映画祭の概要(スケジュール)
開催期間: 2023年10月23日(月)~11月1日(水)
会場: 日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
オープニングレッドカーペット: 日比谷仲通りにて開催予定
チケットの販売は、10月14日(土)から⇨こちら
今年の東京国際映画祭は、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催され、監督や出演者などがドレスアップして登場するレッドカーペットも盛大に行われます。
今年は、約600人以上の海外ゲストが招待され、映画人とファンとの交流の場が充実し、国際交流が促進される予定です。
東京国際映画祭の特徴
東京国際映画祭チェアマンである安藤裕康氏は、9月27日に行われたラインナップ発表記者会見で、今年の映画祭の特色として以下を発表しました。
作品の質と量が向上し、作品数が昨年比で約25%増加(219本)
海外から600人以上のゲストが招待され、国際交流が強化される。
小津安二郎監督の誕生120周年を記念し、35本の小津監督作品を上映。
アジアの国々との連携を強化し、アジアの映画祭としての特色を強調。
審査員・ゲストの紹介
映画祭ナビゲーターに安藤桃子監督が就任。
昨年までの「アンバサダー」から「ナビゲーター」に名称が変更されました。
審査委員長には、ヴィム・ヴェンダース監督が就任。ヴェンダース監督の最新作『PERFECT DAYS』は、オープニング作品に選ばれています。主演の役所広司さんは、本年度のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞しました。
審査員は、アルベルト・セラ(スペイン・映画監督)、國實瑞恵(日本・プロデューサー)、チャン・ティ・ビック・ゴック(ベトナム・プロデューサー)、チャオ・タオ(中国・俳優・プロデューサー)。
コンペティション部門に選ばれた日本映画は3本です。
小辻陽平監督『曖昧な楽園』
富名哲也監督『わたくしどもは。』
岸善幸監督『正欲』
●「アジアの未来」部門の審査委員は、マーク・ノーネス(アメリカ・ミシガン大学教授アジア映画研究科)、レイモンド・レッド(フィリピン・映画監督)、武井みゆき(日本・ムヴィオラ代表)。
プログラムの紹介
「コンペティション部門」には15作品が選出されました。詳細はこちら
「アジアの未来」部門や「ガラ・セレクション部門」作品、小津安二郎特集など、多彩な特集がライナップされています。詳細はこちら。
「アニメーション」部門では、国内外からの話題作9作品が選出されています。詳細はこちら。
東京国際映画祭イベント情報
映画界やアート界の女性達に焦点を当てるケリング「ウーマン・イン・モーション」のトークプログラムや、トニー・レオンによるマスターマスタークラスなどのイベントが予定されています。
イベント詳細ページはこちら
第36回東京国際映画祭URLまとめ
東京国際映画祭公式ホームページ
第36回東京国際映画祭ガイド(冊子PDF)
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